2021.03.28 外壁塗装ブログ
塗装工事が必要な症状って?
「住宅の塗装は10年ごと」とよく聞きますが、実際には現在塗られている塗料のグレードやお住まいの立地などによって変化してきます。
外壁が劣化してくると現れる症状にはパターンがありますので、ここでご紹介していきます。
お住まいの外壁と見比べて当てはまる項目があったり、よく分からない場合には、当店の無料点検をぜひご利用くださいね。
初期症状
- つやが無くなってきた
- 色あせしてきた
- 外壁を触ると手に白い粉が付く
このような症状が出始めた時に塗装していただくと、補修工事が要らない可能性が高く、もっとも安く済ませることができます。
また、現在の外壁の模様を残す(無色透明のクリア塗料を塗る)塗装はこの段階までしか行えません。
中期症状
- コーキングに弾力がない
- 髪の毛ほどの細さのひび割れがある
- カビ・コケが生えてきた
- 鉄部が錆びてきた
コーキングとは、壁材同士の隙間やサッシなどとのつなぎ目に充填するシール剤です。壁の内側への雨水の侵入を予防する大切な役割を持っています。コーキングは最初はゴムのような弾力がありますが、硬くなってきたら打ち替えをするサインです。足場が必要になりますから、外壁塗装・屋根塗装も同時にやってしまいましょう。
壁のひび割れからも、壁の内部に雨水が入る危険があります。進行すると壁をはがし、下地から交換する必要が生じてきます。ひび割れが0.3mm以下であればコーキングを充填するなどの方法で部分補修が可能です。その上で外壁全体も塗装しましょう。
カビやコケは、日陰になる面やお隣と近い壁を確認してみてください。カビやコケが生えてきたと言うことは、防水性や抗菌性など塗料がもともと備えている機能が劣化してきていることを表します。
手すりや柵などの鉄部が錆びてきたら、鉄部の劣化が進むのは早く、ぼろぼろと崩れてきたりして危険ですので、早めに塗装しましょう。
末期症状
- コーキングが痩せたり、ひび割れたりしている。
- 壁に0.3mm以上のひび割れがある
- 外壁の表面が剥がれてきている
- 外壁がそっていたり、浮いている
ここまで進行していたら、カバー工事や張り替えが必要になっている可能性があります。
雨漏りの危険があるだけでなく、木部の湿度が高くなるとシロアリが発生するリスクもありますから、すぐにでも点検を受けましょう。
無料点検を早めに受けましょう
ここまで外壁の症状を見てきましたが、普段見えない屋根の方がより過酷な環境にあり、劣化状況も一歩進んでいる可能性があります。
屋根の確認をお客様の方で行うのは大変危険ですので、外壁劣化の初期症状が見えた段階で外装全体の点検を受けましょう。
まごころ塗り替え専門店では、無料点検を行っております。無理に不要な工事を進めることはありませんし、あと何年くらいで塗装が必要か計画を立てられれば資金も計画的にご用意していただくことが可能になりますので、ぜひお気軽にご利用ください。