2021.03.04 現場レポート
東京都福生市にて、マンション改修工事のご報告の続きです!
今回は、シーリング工事の様子についてお伝えします。
シーリング工事は、コーキング工事ともいいます。
どちらも施工内容は全く一緒で、呼び名が違うだけです。
施工内容や道具、部材など、このように1つの事柄で複数の呼び名がある事が多いです。
まずはサッシ廻りのシーリングの状態です。
指でさしている部分をシーリングといいます。
本来は柔らかいゴムのような感触で、建物にできる隙間を埋め、
雨水の侵入を防いだり、地震などの揺れに対して緩衝材の役割を担っています。
しかし、年月が経って劣化が進んでいくと、
硬くなって隙間ができてしまい、先述した役割のどちらも成す事ができなくなります。
まずは、古いシーリングをカッターを使って撤去しました。
指さしている部分が、撤去前の写真と違うのがお分かりいただけると思います。
清掃後、プライマーという接着剤のような下塗り材を塗布し、
下地とこの後充填するシーリングとの密着性を高めます。
シーリングとプライマーの相性が悪い事で早期剥離の原因となり、
雨漏りに繋がる事もあるので、材料選びも大切です。
サッシの色に合わせたブラウンの変性シリコンシーリングを充填し、完了です。
「コーキング」については、こちらのページでもご紹介しています。
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